同シリーズで『痛快!心理学』を著した和田秀樹が、今度は勉強学を伝授する。著者は、名門灘高を卒業し、受験の超難関である東大理IIIを卒業している。現在は精神科医、心理学者、受験勉強研究家の顔を持つ才人である。「和田式勉強術」は、受験生から生涯学習者まで広く支持を集めており、『大人のための勉強法』はベストセラーとなった。 ?「記憶術の極意は復習にある」といった指摘から、EQの重要性、ストレスが記憶力に与える悪影響など、内容は斬新とはいえない。しかし、学問的バックグラウンドを持つ著者がそれらを説明しているため、説得力がある。 本書ではさらに、子どもの教育について、全9章のうちの1章を割いて詳述している。2002年より施行されている「ゆとり教育」の危険性、子どもを学力低下から守る必要性を説き、子どもを自然に勉強に向かわせる環境づくりを提案する。「子どもががんばったときにきちんと褒めてあげる」「子どもに安心感を与える」「子どもの身になって考え」て「子どもを愛してあげる」と一見ありきたりのことばかりであるが、これらを実行するにもEQが高くなければならないそうだ。 決して目新しい内容ではないが、これから学ぼうとする人には、向学心をかきたてられる内容だろう。本格的な学習を始める前に一読することをおすすめする。(斎藤ななむ)
勉強についてをテーマとしたエッセイです。
私はこの本が、具体的な勉強方法について書かれている本かと勘違いして読んでしまいました。具体的なことはあまりかかれておらず、全体的に勉強についてをテーマとして書かれたエッセイになっています。私の勘違いではありますが、私の望むものと違っていたという意味で星3つとさせていただきます。しかし内容が悪いということでは決してなく、本当に学者の文章かと思うくらい平易明快な文章で読んでいても飽きが来ません。勉強をテーマとして書かれたエッセイとして読むのならば、星5つの評価ありと思います。 一点だけ細かいことですが、和田先生は英語関連の本も書かれていますので指摘しておきます。この本の中で引用された「鉄は熱いうちに打て」ということわざですが、本来は好機を逃すなという意味のことわざで、子供に教え込めという根性論的な意味ではないことを指摘しておきます。
学問に王道なし!
まず最初に書いておくと、この本は具体的な勉強法は記していない。昔からの格言に言うように「学問に王道なし」だからであろうか。 本書では各界の著名人(スポーツ、学問、文化、芸能・・・)から様々な著名人の例を挙げて、人間の知力が伸びるものだということを示している。ただ、まとまりを若干欠いている感は否めなかった。 しかし、とりわけ社会人向けの勉強の指針を示している辺りは、読んでいて非常に興味を引かれた。
集英社インターナショナル
痛快!心理学―Global standard★psychology あなたもいままでの10倍速く本が読める 痛快!心理学―ハンディ版
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